園日記 ベストフレンド 2021年11月号


   今年は夏から秋を通り越して急に冬になってしまったかのように感じます。急激な気温差に体調を崩さないよう、皆さん気をつけてくださいね。

   10月はチャレンジデー、遠足と行事が続きましたが無事に終えることができホッしております。チャレンジデーは、コロナ禍の中での練習は限りがありましたが、今できることを考え子ども達も無理なく進めることができました。園庭での開催で子どもとの距離が近かったことで、子ども達の表情や声も近く感じることができたと思います。広い中の田公園で全園児で行う運動会も良いですが、小規模で無理なく行えるのも良かったのではないでしょうか。

   遠足も天気に恵まれ楽しく行ってくることができました。年少組の親子遠足では保護者の方もやっと交流を持つことができ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。日和田山遠足では、たくさんのお父様方にお手伝い頂き無事に登りきることができありがとうございました。天気も良く空気も澄み渡っていて、日和田山からは富士山やスカイツリーまで見ることができました。子ども達も素晴らしい景色に目が輝いていました。その後、巾着田でお弁当を食べた子ども達はパワー復活!鬼ごっこなどをして元気に走り回っていました。子ども達のパワー恐るべしです。充実したとても楽しい一日でした。

   さて、秋と言えば読書の秋ですね。子ども達も絵本が好きな子が多く、フレンドでは絵本を見る時間を大切にしています。忙しくてなかなかゆっくり子ども達と向き合う時間が取れない方もいらっしゃると思います。そんな方でも、子どもを寝かしつける時に1冊絵本を読む時間をとってみてはいかがでしょうか?その時間だけは、ゆったりとした時間の中で絵本を通して心が繋がるような時間になると良いと思います。今は絵本もたくさん種類がありますが、絵本の中にも”主食”と”おやつ”があると教えていただいたことがあります。おやつばかり食べていると丈夫な身体に育ちませんよね。見るだけでただただ楽しい絵本は”おやつ”。心の栄養になるような絵本は”主食”。絵本は心を育てるのにとても良い絵本がたくさんあります。主食となるような絵本は、子ども達もすぐに自然と絵本の世界に入っていくことができます。毎月購入していただいている一斉購読の絵本は、福音館の方がこの時期に読むと良い絵本を選んでくださっているので、持ち帰ったら家でも是非読んでみてください。私の好きな絵本に、いわむらかずおさんの「14匹シリーズ」があります。細かい所まで丁寧に描かれていて、お家でゆっくり見て頂くのに良いと思います。見るたび発見があるかもしれませんよ。お兄ちゃん、お姉ちゃんがいるご家庭では瀧村有子さん、鈴木永子さんの「ちょっとだけ」をおすすめします。この絵本を読むと子ども達をぎゅっとしてあげたくなると思います。時間が出来たらぜひ図書館に行って、子どもと一緒に色々な絵本を見つけてみて下さい。

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