園日記 ベストフレンド 2021年夏休み号


   今月は激しい雷雨が続きましたね。突然の雨に慌てたりもしましたが、雨上がりに綺麗な虹が出た日もありましたね。気分が沈んでいても虹を見ると不思議と気分が晴れやかになりますね。新沢としひこさんの”にじ”の歌のようです。この歌は、子ども達も大好きな歌です。流行りものの歌もいいですが、童謡などこどものうたの中にも歌い継がれてる名曲がありますね。

   さて、1学期も明日で終業式を迎えます。コロナ禍の中での保育で親子遠足など実施できないのもありましたが、形を変えつつ子ども達が楽しめる方法を考えながら進めてきました。年長組のわくわくデーも天気も回復し、子ども達が計画したカレー作り、夜の園庭遊び、お化け屋敷、花火の全てを実現することができました。カレー作りの様子を年中・少組や小さいクラスの子達が2階のテラスから羨ましそうに見ていました。皆も年長になったらやろうね。

   夏祭りごっこでは、何日も前からお神輿や出典する品物を作ったり飾り付けの準備をするなど気持ちを高めながら取り組むことができました。手作りの法被を着た年長組がお店屋さんになり、年中組もお化け屋敷を開いてくれました。「いらっしゃいいらっしゃい」とお店屋さんになりきって元気に呼び込みをし、本当にお祭りの屋台の雰囲気が出ているようでした。お客さんになった子はチョコバナナ、わたあめ、的あて、くじ引き、流しそうめん、りんご飴、金魚すくい、焼きそばなどたくさんの屋台に目うつりしながら楽しんで買い物をしていました。お店役の年長も手際よく対応してくれていました。園庭では年中組が作ったお神輿をクラス毎に担ぎました。ちゅうりっぷ組は魚をモチーフにした山車、たんぽぽ組はお化け神輿を作ってくれました。神輿の中には子ども達が書いた短冊を入れ、願いが神様に届くよう「ワッショイ!ワッショイ!」と楽しみながら担いでいました。学年が上がるにつれお神輿を担ぐ勢いも増し、見ている子達も大盛り上がりでした。夏祭りごっこは初めてのイベントでしたが、子ども達で計画しながら準備していくことで自分たちで作り上げるという充実感を味わい、やり終えた後の達成感も味わうこともできました。1学期の最後に小さいクラスも含め全クラスで楽しい時間を過ごすことができました。2学期も子ども達が主体的に楽しんで活動できるようにしていきたいと思います。

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