園日記 ベストフレンド 2022年11月号

   公園の木々が少しずつ色づきはじめ、紅葉の綺麗な季節を迎えますね。先日散歩に出かけた時、落ちている赤い葉っぱを花束のようにして「ママにおみやげにするの」と集めている子がいました。この日は日差しも暖かく、とても過ごしやすく穏やかに遊んでいる子ども達がとても微笑ましたかったです。

   運動会では皆様の温かい声援を受け、子ども達も頑張ることができました。学年毎にそれぞれの成長を感じることが出来ました。特に年長組の組体操はとても立派でした。年中・少組の頃は先生の側から離れられなかったり、緊張で思うように参加できなかった子も、友達と協力し合い頑張っていました。泥だらけになっても、砂をはらうのを必死で我慢し、格好いい姿を見せようとする姿に感動しました。どの学年も最後に金メダルをもらってお家の方々の所へと満面の笑みで駆け寄る子ども達を見て、みんなそれぞれが自分の力を出し切って頑張れたのだなと感じました。

   日和田山遠足では、天気にも恵まれ絶好の遠足日和でした。今年は3年ぶりに長距離ルートを選択し、本当にみんな登れるのだろうかと心配もありました。登山口に着く前から「疲れた~」という子もいましたが、日和田山に入ると山からのパワーを受けみんなのやる気スイッチが入り、ハイペースで登って行きました。男坂を登りながら「こんな経験めったにできないことだよ!」と言いながら必死で登っている子もいました。頂上から高指山へ向かう長い尾根道には大人も体力を奪われていました。帰り道はいつまでも続く長い道のり・・・年中組は「もう歩きたくない~」と泣く子も。それでも休憩しておやつを食べると持ち直し、頑張って歩いていました。あと少しというところで限界がきて歩きながら寝てしまう子も(笑)。そのような中でも「また日和田山登ろう!」と言う子もいました。年長組はさすが、くじけることなく最後まで元気に歩ききりました。お家の方々に温かい拍手で迎えていただき、ありがとうございました。昨年のショートコースも楽しかったですが、やはり今年は達成感が違ったと思います。日和田山を登りきったことは子ども達の大きな自信になったことでしょう。近くに住んでいても一度も日和田山に登ったことがないという方もいます。日高市には巾着田もあり、たくさんの自然があります。実際に自分で見て触れて体験することから多くの学びがあります。インターネットなどで様々な知識を得ることはできるかもしれませんが、この時期に多くの体験を通して学ぶことは、その後に大きな影響を与えると思います。年長児が言っていた「めったにできない経験」をぜひご家族でチャレンジしてみてください。実際に登ることで、子ども達の凄さに気付くことができると思いますよ。最後になりましたが、日和田山遠足のお手伝いをしてくださったお父様方、ありがとうございました。

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