園日記 ベストフレンド 2019年12月号



   寒暖差が大きくなり、寒い日にはつい肩に力が入ってしまいますね。でも、子ども達を見ると半袖になって元気に遊んでいる姿もあり、まさに”子供は風の子元気な子”ですね!これから益々寒くなってきますが、外でも元気に遊んでじきにやってくるインフルエンザの波に負けない強い体になって欲しいです。

   今月は、実習生が3人勉強しにやってきました。その中にはフレンドの卒園児もいて、私も担任を受け持った子でした。その子はちょっと恥ずかしがり屋で、でも活発な所もあり、歌やダンスが好きな子でした。誕生会などで、「大きくなったら幼稚園の先生になりたいです!」などと言ってくれる子がいますが、実際にこのように保育の道を考えて学びに来てくれるのはとても嬉しいです。3人の実習生は、最初はやはり緊張していたようですが、子ども達の無邪気さや純粋さに触れ、毎日の実習がとても楽しかったようです。私がお手伝いに入ると「お姉さん先生がいい」と言う子も。短い期間でしたが、それだけで子ども達と繋がる事ができていたのだと思います。実習生達も子ども達に感謝の気持ちを伝えたいと、3人で協力して年少組から年長組までの子ども達みんなに手作りのペンダントをプレゼントしてくれました。もらった子ども達はみんなとっても嬉しそうでした。3人共まだ1年生なので、来年も実習に来てくれるはずです。学校でさらに勉強を重ね、成長した姿を見せてもらえるのを楽しみにしています。

   さて、明日11/30(土)はこどものまちです。子ども達も楽しんで作った作品をお家の方々に観ていただくのを楽しみにしています。同じ学年でも、それぞれのカラーが出ていますので、全てのお部屋を回ってみてください。子ども達の温かい作品に、心癒される時間になっていただけたら嬉しいです。

・・・・・・ ホッとひといきBreaktime ・・・・・・

   絵本『だるまさんが』の著者のかがくいひとしさんは、絵本作家になる前は特別支援学校に勤務し、教員をするかたわら仲間たちと人形劇や造形活動にも意欲的に取り組んでいました。ちりとりやティッシュなど身近にあるものを使い、それが音楽に合わせて動くというシンプルな人形劇でたくさんの子ども達を喜ばせていたそうです。

   かがくいさんの絵本を見ていると、心地よいリズムが感じられ、楽しくなり何度も絵本を開きたくなります。絵のタッチも独特で表情から様々な思いが伝わってきます。だるまさんシリーズの他にも、『おしくらまんじゅう』、『おふとんかけたら』など乳幼児でも喜んでみている絵本です♪もちろん大人も楽しめますよ。思わずフフフと笑ってしまう、かがくいさんの絵本を見かけたら、ぜひ手にとってご覧になってくださいね。

————————————————————————————————————————————————-

冊子版ダウンロードはこちらより
※クリックすると別窓で開きます。PCで右クリックしてファイルを保存するとダウンロードも可能です。