園日記 ベストフレンド 2020年2月号



   月末に雪の予報が出て心配しましたが、大雪にはならず私達大人はホッと胸をなでおろしました。子ども達は雪遊びができず、残念そうでした。しかし、山沿いや少し高い所の地域では、2,3cmの積雪があったようです。今年は暖冬で、雪が降らないと思っていましたが、油断はできませんね。降っても大雪にならないことを願います。

   園では生活発表会に向けて、子ども達が劇あそびや合奏を毎日頑張っています。まとまりがなかった劇も、日に日に進化していきそれぞれが楽しんで表現しています。同じ学年でもそれぞれのクラスカラーが出ていて、普段の生活が劇の中で観られてとても楽しい劇になっています。恥ずかしいけれどお客さんに観てもらいたいという気持ちが大きくなり、ホールでやる時に「今日はお客さんくるかな?」「なんだぁ、いないのか…」「あっ!来た来た!」とウキウキしだす子どもたち。人の前で表現する楽しさを知ったようです。他のクラスの劇を観るのも、子どもたちには良い刺激になっています。発表会まであと5日となり、子ども達の気持ちもどんどん高まってきています。しかし、当日はいつもと違う状況でどうなるかわかりません。力を最大限に出し切れる子もいれば、恥ずかしくて緊張したり、興奮のあまり予想外の行動をする子もいるかもしれません。どんな表現になっても、今できる最大限の表現ですので、その姿を優しく受け止めてあげてください。そして、は大妖怪が終わったら子ども達の頑張りをたくさん褒めてあげ、いっぱい抱きしめてあげてくださいね。

・・・・・・ ホッとひといきBreaktime ・・・・・・

   先日、福音館の方が園にいらして絵本の大切さについて教えてくださいました。とても素晴らしいお話だったので、紹介させていただきます。以下福音館の方のお話です。

子ども達はお家の人と一緒にいて、触れ合う時間が多いほうが良いのは検証されています。抱っこしたり、添い寝したりするのと同じ効果が絵本にはあるのです。生まれる前から耳にしているお母さんの声が子どもにとって一番心地良い音と言われています。リラックスできるのです。心が穏やかでないと、出来ることも出来ないし、育つものも育たないのです(大人も緊張しすぎると、力を発揮できないですよね)。お仕事されている方は時間がたくさんとれないかもしれません。でも長さよりも大切なのは子どもが満足するかですよね。膝の上で一つの絵本を共有することは、子どもにとってもお父さん・お母さんにとっても心和む時間です。

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