園日記 ベストフレンド 2020年7月号



   アジサイの綺麗な季節になりました。子ども達はアジサイはよく知っていて、バスに乗っている時に見つけると「きれいだね!」と話をしたりしながら季節を感じております。

   4月に緊急事態宣言が発令され保育自粛が続きましたが、6月から分散登園で円がスタートし1ヶ月が経ちました。皆様には、長い期間登園自粛にご協力いただきありがとうございました。まだ全員揃っての保育ではありませんが、久しぶりに子ども達の元気な姿を目にし、私達職員もとても嬉しいです。子ども達も自粛生活が続いていたので、久しぶりに円でお友だちとおいかけっこや砂場遊び、虫見つけ、資源物遊び等して思い切り遊べてとても楽しそうです。初めての子達にとっては、この分散登園が慣らし保育の期間となり、無理なく新生活をスタートできたのではないでhそうか。今年は今まで普通に行ってきたことも、一つ一つ改めて考え直していかなければなりません。そういった中で、新しい楽しみを見つけ、子ども達と新たな発見をしていけたらと思います。新型コロナウイルス感染の影響で、できない事が増えてしまいましたが、全てをマイナスに考えるのではなく、これができないなら違うできる事にチャレンジしてみよう!と前を向いて活動できたらと思います。その一つが、年長組のマイデスク作りです。子ども達が特別なチャレンジができ、なおかつソーシャルディスタンスを取る事もできます。今度も今できる楽しみを見つけていきたいと思います。

※マイデスク作りの詳細はホームページのブログをご覧になって下さい。

・・・・・・ ホッとひといきBreaktime ・・・・・・

   分散登園が始まり、園内にも子どもたちの元気な声が響くようになりました。普通に生活できることのありがたさを感じつつ、新しい日常の生活(3密を防ぐ・ソーシャルディスタンスを取る・手指の消毒等)を受け入れ、園でできることに取り組んでいます。

   年長組の子どもたちがマイデスクを作り始め、進んで自分の作業工程に取り組んでいました。それを見ていた年少組の子が「僕も年長になりたい!」と担任に離し、年長組の子に「どうしたら年長になれるの?」と聞くと「給食を全部食べたらなれるよ!」と答えてくれました。「給食はいつも全部食べてるんだよね~」と担任に言われると年少の子は嬉しそうに微笑み、担任と手をつないで園庭に向かいました。

   子どもが発する言葉には、色々な気持ちが入っていて、聞いてもらえることでまた新しい気持ちが生まれます。言葉にしなくても思いや、感じることはたくさんありますね。どの子も今できる精一杯の表現で関わる人に思いを伝えようとします。今どんなことに興味を持っているのか、どんな風に感じているのか・・・時にじっくり関わり、子供の成長を感じてくださいね。

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