園日記 ベストフレンド 2023年11月号

   秋晴れの心地よい季節となってきました。空気も澄んできて富士山が綺麗に見えるようになりましたね。出勤時、富士山がよく見えるポイントがあるのですが、一日の初めに富士山を見ることができると良い気分でスタートをきることができます。バス通園の子も富士山を見つけると嬉しそうに教えてくれます。日本が誇る山は美しく、子ども達の心も魅了するのですね。

   この時期、子ども達はまた虫見つけに夢中になっています。大きなカマキリを見つけて大興奮。怖くて触れない子もいますが、恐る恐る羽を持つ子、大胆にお腹を掴む子とカマキリにとっては可哀そうな扱いに・・・カマキリのどこを持つとよいか、触りすぎると元気がなくなってしまうこと、餌をあげないと死んでしまうことなど子ども達と話をしながらカマキリの世話をするようになりました。餌となるバッタを捕まえ、籠に入れると餌をいつ食べるかとじーっと見ている子ども達。いつもならバッタを捕まえるとバッタのために葉っぱを入れていたのが今は餌となるバッタ。複雑な気持ちになりますが、カマキリもバッタもどちらも大切な命です。子ども達のその命の大切さを知り、飼育できるようにしたいと思います。

   さて、10月は日和田山遠足がありました。何日も前から楽しみにしていた遠足に、期待を胸に元気に出発しました。最初は下り坂で足取りも軽く意気揚々と歩いていましたが、高麗本郷の信号を曲がった所から上り坂になると急にペースダウン・・・まだ山にも着いていないのに大丈夫かなと思いましたが、日和田山に入ると山のパワーをもらい一歩一歩力強く登り始めました。男坂を登っていた年長児は、険しい岩場を登りながらも「女坂より楽しいね」と言いながら自分の力で頑張って登っていました。日和田山遠足は、険しい山道、長い尾根道、果てしなく続く長い帰り道と、子どもが歩くのにはかなりの道のりです。それを自分の力であるき切るというのは、子ども達にとっては本当に大きな自信に繋がります。翌日、年中児の保護者の方からこんな話を伺いました。帰宅後、急に泣き出してどうしたのかと思ったら、「またみんなと日和田山に登りたい」と言ってしばらく泣き続けていたそうです。お父様が「もう暗いからみんな帰っちゃったから家族でまた登ろうね」と話すと「みんな(友だち)と登りたい」と必死に訴えていたそうです。そんな姿を初めて見たご両親も驚かれていたそうです。山道では慎重に歩き、道路では前の子と間が開かないように頑張って歩いていた姿を見ていたので私も本当に嬉しくなりました。この遠足がこの子にどれほど大きな影響を与えたことか。大きな自信となり、また次へのステップへと繋がっていくことでしょう。最後になりましたが、お手伝いにご協力していただいたお父様方ありがとうございました。今年はたくさんの方がお手伝いを申し出てくださり、全員の方に参加して頂くことができませんでした。また来年よろしくお願い致します。

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